足にもできるガングリオン

ガングリオンは、足にもできることをご存知でしょうか。
ガングリオンが発症する場所は、手首や腕などが主に知られていますが、
足の指や、アキレス腱、膝などにもできやすいのです。

ガングリオンは、神経や腱の近くにできるので、体中どこにでもできる
可能性があります。しかし、あまり目立たなかったり、目につかない場所
だったりするので、気づかずに自然治癒していることも少なくありません。

特に、足にできた場合、痛みを伴わない限りあまり気づかないようです。
ガングリオンは、米粒大からピンポン玉大まで大きさが様々です。
足の指や、足の甲にできたりすると靴を履いたとき、大きさによっては
擦れたりして痛みを感じることがあるようです。

痛みを感じたり、生活に支障がでるようであれば、病院で治療を受ける
ようにしましょう。治療は注射器吸引治療、レーザー治療、手術などあり、
状態に応じてかわります。

ガングリオンは原因不明の腫瘍なので、予防方法がありません。
再発性も高く、再発原因も不明です。同じ場所に何回もできたりします。
しかし、良性腫瘍なので、そのまま消失してしまうこともあります。

ガングリオンが足にもできることを知らない方が、

「ガンじゃないか。悪性腫瘍ではないか。」

と不安になられるケースが多いようですが、ガングリオンの場合は、
原因は判ってはいないですが、良性腫瘍なのでご安心ください。

ガングリオンかどうかの検査は、病院で簡単にできます。
ゼリー状の液体がコブから出てくるかどうかを調べるだけです。
その場で治療も行えますので、不安で夜も眠れない・・・と悩む前に
診察を受けてみては如何でしょうか。