ガングリオンと注射
「注射嫌いなんだけど、ガングリオンの治療って注射使うって本当?」
はい、本当です。
まず、病院へ行くとガングリオンかどうかの検査からはじまります。
ガングリオンは外見からでは、判断できず、他の悪性腫瘍などの
可能性もぬぐいきれないのです。
ガングリオンかどうかの検査は、患部に注射器や針を刺して、
ガングリオンの原因となるゼリー状の液体が出るかどうかを確認します。
そのため、ガングリオンの場合、検査の段階での注射は避けて通れないのです。
治療をする上でも、注射は必要不可欠となる場合がほとんです。
通常、ガングリオンは痛みがほぼ無いため、経過観察をして大きくなったり
痛みがでてこなければ、放置という形をとる場合もあります。
しかし、病院に通うと思っている程なので、痛みや違和感があることが
ほとんどだと思います。
よって多くの場合、注射器による穿刺治療や、手術を行う事になります。
注射器を使わない治療になると、レーザー治療です。
患部にレーザーをあてるだけなので、注射器は必要ありません。
整形外科での治療でしたら、レーザー治療をすすめられることが多い
ようです。しかし、一番はじめの検査で注射器を使用するので、注射なしで
治療はほぼないと言えます。
注射があるなら、病院にいかないで民間治療を試してみよう。
そう思って民間治療を行う方もいらっしゃるでしょうが、
民間治療のほとんどは、上から叩いてつぶすといった荒業なので、
骨折や打撲など二次障害を引き起こす原因となりえます。
できれば避けたほうがよいと思われます。
「注射嫌いだから治療は嫌だ・・・。」
と言わず、生活に支障がでる前に、病院で治療を行うことをおすすめします。